FC2ブログ

08月 « 2019年09月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30  » 10月

【平気でうそをつく人たち】

2013年 06月23日 03:10 (日)

【平気でうそをつく人たち】

M・スコット・ペック著

ハーバード大学社会関係学修士号、ケース・ウェスタン・リザーブ大学で医学博士号取得。
ベトナム戦争時の米軍に精神科医として9年勤務。

医学博士による、実際の経験からを題材としています。

130622_204027_ed.jpg


この本を読むにあたって、あたしは仕事上人を相手にしているわけだし、何かしらの勉強になるのではと思って読み始めました。

この本の冒頭で“はじめに 取扱い注意”とあった。
作者のM・スコット・ペックは読者に今相対している人との関係を心配している文面があった。


あたし的には左右されることはなかったケド、確かに今親しい人の本性と言うものが疑い深くなる人もいるのではないかと言う感じも受けて取れたのは事実。

例えば、抜粋して・・・

ある家族、父、母、兄、弟・・・
ある時、兄が自殺してしまう・・・家族は悲しみ、そしてある年のクリスマス。
両親が弟にプレゼントしたものは兄が自殺したときに使用した銃。

少年はどのように感じるのだろうか・・・。両親にはそのいわば“悪”のような行いには全く気付かない。


とある子供のいない夫婦。
夫に何も言わせない上下関係。精神的に病んでいる夫に対して妻の意識は自分にはない。


いつでも周りに起こりうる世界で確かに自分の周りの人間を疑いたくなるような文面は沢山出ている。


“善の人を探すより悪の人を探す方が到底簡単”と言う内容は恥ずかしながら納得してしまう。


集団での“悪”
日本人には特にあたしは思う所があるのですが、みんながやってれば大丈夫・・・みたいな。

例えば、依然こんな話を聞いたことがある。

『アナタが乗ってる船が沈没しようとしています。
海に飛び込まねば助かることは不可能。
色んな国の人が乗ったいる船・・・。』

どういう言葉をかけたら飛び込むのか・・・?!

アメリカ人には『今飛び込めば英雄になれる』
イタリア人には『今飛び込めば女にもてる』
日本人は『みんな飛び込んでる』


でも、戦争と言う悲惨な状況では個々の意識と言うより団体での行動に比重が置かれる事がある。


人の個々、大衆での“邪悪”と言うものが話を1本にしている。


自分たちを危険に陥れるのは、自身の不注意・敵意・利己心・自尊心・そして意図的な無知。
時に人は正しいとされるものを見失いがちになる。

自分をしっかり持っていたいと感じた作品でもありました。
スポンサーサイト



テーマ : 読んだ本の感想等
ジャンル : 小説・文学

コメントの投稿

非公開コメント